上海デザイン制作現場 – Design Shanghai –

上海をベースに活動をしている韓国人の服飾デザイナーのchoiさん。
上海暦20年超えの大先輩で、宮本の古い友人でもあります。
上海だけでなくニューヨークやもちろん韓国でもショーをしたり、
世界をベースに活動している方です。

フランス租界地のおしゃれエリアの安福路×武康路にお店もあります。
（私の大好き散歩コース）

「上質な大人のシンプル」なお洋服。

ちょっとしたギャラリースペースもあります。

今まで上海で色々な方にお会いして来た実感として、
長く海外にいる人は派手で、目立つ人がどちらかと多いような印象なのですが、
Choiさんはとても物腰やわらかな方で、落ち着いた空気がいつも彼の周りにあります。

オラオラ系の多い中国ではめずらしい、、、
今まであまりお会いしたことがないタイプの方。

クリエイティブに対してとても明快で、
芯のある素敵な方です。

そのChoiさんが、今回、香港、上海、广东に拠点を置く服飾製造メーカーさんKanetopに、
クリエイティブディレクターとして活動されるとのことで、
そのグループのデザインを一新するお手伝いをさせていただくことになりました。

早速打ち合わせ。
左がChoiさん。右がタイ帰りで真っ黒な宮本。

今までのカタログやサイトもあるのですが、とても中国的なテイストが強く、
世界ブランドを目指していく上で、全てのツールをデザインし直したいとのこと。

カタログ、web、名刺、クロスハンガーなどなど、現在制作中です。
春節中もこつこつと制作〜。

カタログは、生地ができて、デザイン、縫製、服が仕上がる過程が、
ストーリーとして流れるようにしたいなと思い、
ジャバラの形にしようかな、、、と思ったり。

ちょっきん、ちょっきん。

あれやこれや試行錯誤している時間はたのしい。

３月の展示会に向けて、もろもろマキマキで制作中です。

デザインという共通の言語がわかり合える方とのお仕事は
こちらのやりたい事の意図がスムーズにわかっていただけて、
なんと決断の速いことでしょうか。。。

難航が当たり前の日頃なので、
すぐにわかってもらえるということに
ちょっと感動しました。

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