中国でデザインの仕事をしていて、
少々厄介なのは、フォントの問題です。
偽物や違法コピーはまだ至るところにある中国ではありますが、
実は、フォントのライセンスに関しては結構うるさかったりします。
ネットではいくらでもダウンロードできますが、
フォント会社から突然通告が来て罰金!ということがあるようです。
フォントの会社からそのような通告が来たと、
以前にお客様から連絡を受けたことがあります。
原因をたどってみると別のデザイン会社が製作したものであり、
私たちに非はなかったものの、
本当にチェックしているんだなと実感しました。
日本だと製作した人(デザイン会社など)がライセンスを持っていれば問題ありませんが、
中国だと、製作物を所有する人(つまりお客さん)がライセンスを持っていないといけないため、
厄介なのです。
フォントのライセンスまで理解をして、
毎度お金を出してもらうのはなかなか難しい。。。
ということで、自分で文字を作るか、
フリーフォントを使うことになります。
知っていると便利な商用可能なフリーフォントを紹介します!
出どころがしっかりわかるフリーフォントはなかなか少ないので貴重です。
ゴシック系なら、Noto sans CJK SCです。
ウェイトも種類が多いので使いやすいです。
今まで明朝体がありませんでしたが、2017年に明朝体が加わりました。
Noto Serif CJK SCです。
ウェイトも幅広くあります。
ちなみにCJKというのは、China、Japan、Koreaだそうです。
両方とも下記からダウンロードできます。
https://www.google.com/get/noto/
ただし、提供元がGoogleなので、
中国にいる方はVPNを入れないとページが見れません。。。
検索して見たら違うページからダウンロードできるかもしれませんね。
ただ、Yahooの検索もVPNを入れないとできなくなってしまった昨今。。。
ネット規制も中国ならではな厄介な問題ですね。。。
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