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Nao vol.165 上海で初詣@龍華寺

中国にいるとお正月の本番は旧正月なので、
(今年は1月27日から2月2日までがお休み)
年越しの雰囲気も街に薄いのです。

元旦に毎年変わらず初詣をしていた習慣は忘れたくなく
上海で初詣に行って来ました。

昨年と同じく、龍華寺へ。

龍華寺は仏教のお寺です。

創建は西暦242年!
とっても歴史のあるお寺です。

戦火によって寺院が損傷したり、再建をしたりを繰り返し、
今ある寺の基礎は清の時代にできたとのこと。

文革の時にも大きな損傷と文化財の消滅などがあったようです。

中国にいると普段宗教に触れる機会がほとんどないですが、
元旦ともあって、参拝者で混み合ってました。

若い人も友達同士でお参りに来ている人が多いのが印象的でした。

元旦ということもあって、日本人の参拝客の人もちらほら。

中国のお線香は、大きくてカラフルです。

お線香を持ちながら、
四方向(東西南北?)にお祈りをするのが中国式みたいです。

お金を投げて、空洞に入れます。

日本にもありますね。

一回で決まりました!

立派なお寺です。

歴史もあり立派なお寺ですが、
メインの観光スポットの中に入る訳でもなく、
上海にいる人でもあまり行かない場所かもしれません。

上海で古い歴史を感じられる場所が少ないので、
私はおすすめの場所です。

初詣をしつつ、
昨年を振り返ると、素敵な出会いに恵まれ充実した一年でした。

REnexから始まったREnextopの活動が色々な新展開が目白押しで、
刺激の多い一年だったなと振り返ります。

新しく変わっていくことへの希望と
こうなったら面白いじゃんというビジョンを掲げ、
そういう新しいベンチャー企業にお金が集まり、
ガンガン挑戦していけるのは、
中国という規模と今の時代だからあることだと思います。

なんでまだお金が生まれていないビジネスに投資が集まるのか、
不思議なのですが、これが今の中国なんだなと思います。

先が見えるのか見えないのかわからない状況で、
人とお金が大きく動くという勢いは、
きっと日本のバブル期にもあったことだと思います。

生まれてから不景気の日本しか知らない私は、
昔の日本もそうだったのかなと、思うことがこちらにいると時々あります。

中国の経済は数年前よりは悪くなっていると思いますが、
まだこれからも良くなる、と思える明るさが街にあることが
私は上海が好きな理由です。

根本的に楽天的な国民性というのもあるかもしれないですが、、、。

今までも好きなことや、信じられる事を大切にやってこようと思ってましたが、
初めてそこにお金というものがくっついてきた現場を見た一年でした。

バブルという中にいるのかなとも思いつつ、
今年はどうなるかわからない状況ですが、
挑戦できる場があることに感謝して今年も上海でがんばっていこうと思います。

とはいえ、私は自分で何かを決断して築いたものが特にあるかというとそういう訳でなく、
先輩や仲間に恵まれて今の状況にいるだけなので、
いろんな事に巻き込まれていくことの楽しさと、
共有できる喜びを感じられることに感謝です。

いい状況でも、悪い状況でも、やることの本質は変わらないと思うので、
状況の変化の激しい中国の中にいても、
コツコツとやる気持ちも忘れずにいたいなと思います。

なんやかんやあっても、
結局新年に願うことは、、、、

「健康」というシンプルな事だったりします。

龍華寺
上海市徐汇区龙华路2853号

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