上海からこんにちわ。
今日は食べものブログです!
冬は上海蟹シーズンということで、今シーズン初上海蟹をいただきました!
(ブログをサボっていたため。。実際に食べたのは1ヶ月前。。。)
ここで上海蟹の基礎知識をご紹介。
上海蟹の正式名称:「シナモクズガニ」
生殖地:中国の長江流域
9月から11月頃蘇州近郊の陽澄湖 や無錫太湖で採れるものは特に大閘蟹(200gほど) と呼ばれ最高とされる。
上海蟹はオスとメスで、それぞれ美味しい時期があります。
10~11月は、蟹味噌と卵をバランスよく蓄えたメスの上海蟹が美味しい季節。11月の下旬頃になるとメスは玉子が多くなり蟹味噌が少なくなってしまいます。
その代わりに美味しくなるのがオスの上海蟹。
白子をたっぷり抱えるようになり、12月下旬頃から翌年の1月位までオスの美味しい季節。
見た目はオスの方が大きく、裏側の腹の部分を見ると一目瞭然。
オスは腹筋が割れまくっていますね(笑)
上海蟹のスペックはこのくらいにして、僕が食べたのは
10月末のメスが美味しい時期の上海蟹です!
そんでもって無錫太湖で採れた大閘蟹(ダージャーシエ da zha xie)!
お客様からボスへの頂き物をおすそ分けしていただきました。
ちなみに蟹は生きているものは1匹、2匹と数え、
商品(すなわち、生きていない状態)として数える時は、
1杯、2杯と数えるそうです。
生きている商品なので迷いましたが、蟹さんは生きていたので
匹とさせていただきました(笑)
蟹は死んだら食べられないので、生きたまま紐に縛られて
入っています!
会社で分けてもらっとものをオス2、メス2の合計4匹を家に持ち帰りました。
帰りに黒酢も買って。
奥さんに上海蟹を蒸してもらいました。
赤く蒸しあがり美味しそうです。
腕毛は真っ黒でモッサモッサ。
足蹴は黄金色でサラサラ。
↑オスの味噌と白子
自分は上海蟹でこの部分が一番の大好物です!
例えるならば、卵黄の3倍旨味が濃い感じで、
粘り気がグリスレベルの濃度でネットリ!
↑メスの味噌と卵
オレンジ色の濃いところが卵で、黄色っぽいのが味噌です。
メスは味噌が多くて美味しいです!
↑オスの味噌は少なめ
味噌をしゃぶるのがたまりません。
上海蟹は、脚は食べるのがめんどくさい上に少ないのですが、
味噌や、卵、白子がたまりません!
黒酢と千切り生姜でいただくのが基本です。
紹興酒もあれば完璧でしたが、この日はビールでいただきました。
一月中までシーズンで特にオスが美味しいので、
上海にお越しの際は是非ご賞味ください!
それでは、
デラヒーバ!!!