お越しいただいた事がある方はご存知かもしれませんが、
弊社では仕事中に良くJAZZが流れています。
実はJAZZのジャケットにも素敵なものがたくさんあります。
個人的には他のジャンルの音楽に比べ、
格好いいものが多いような気もしています。
ですので、今回はJAZZのジャケットをご紹介しようと思います。
JAZZと言ったら、やっぱり最初は知名度も人気も高い
BLUE NOTEの作品の中から選ぼうと思います。
今回選んだのはHANK MOBLEYの「THE TURNAROUND!」です。
このミュージシャンは、アメリカ合衆国のテナー・サクソフォン奏者であり、
また、作曲家でもあり、ハード・バップやソウル・ジャズのジャンルで活躍しました。
このアルバムはグルーヴィーにジャズるヒップな逸品です。
タイトルの「THE TURNAROUND!」は、日本語に訳すと、方向転換という意味で、
ジャケットに大きく描かれている矢印でこのタイトルの意味を表現していると思われます。
手書きだと思うのですが、勢いよく大胆に大きく描かれた
このマークを最初に見た時から今でもずっと気に入っています。
HANK MOBLEYは他にも素敵なジャケットがありまして、
黒基調+アーティスト写真+タイトル・テキストの
「No Room For Square」も最高です。
みなさん、どう思いますでしょうか?
今みたいに気軽に無料で試聴ができない時代に
このジャケットの良い表情を見たら、
このミュージシャンは良い音楽を聞かせてくれるに
違いないと思ってしまうのではないでしょうか?
すくなくとも大学生の頃の私はそう思ってしまいました。
話は戻りますが、「THE TURNAROUND!」のジャケットですが、
HIP HOPのミュージシャンのジャケットネタにもなっています。
THE BEATNUTSというグループが「INTOXICATED DEMONS」という
こちらの作品でほとんどまるまるコピーしています。
矢印のマークが、勢い余って少し巻きすぎているのも好きなんです。
別の色々なミュージシャンのジャケットネタになっている作品も
いくつかありますので、また機会がある時にでもご紹介できればと思います。