佐賀県の書家山口芳水先生の上海での個展が無事終わりました。
沢山の方に来ていただき、本当にありがたく思っています。
普段、私はもっぱらマックの前ばかりにいがちですが、
何かテーマがあって、人が集る場を作る事がは私は好きです。
（いつかスナックやりたい…という秘かな野望があります。）
今までなかった縁がうまれるきっかけになればとてもうれしいです。
興味を持って参加していただけたことに本当に感謝です。
デザインの仕事をする前になりますが、
大学を出てからすぐ、日本と欧州のアーティストや文化交流を支援するNGOで勤務してました。
なのでこういう展覧会のお手伝いは、もともと好きなことで、
現場で体を動かしながら、おぉ、なんかこの体の感覚がなつかしいぞと思ってました。
展覧会の様子は宮本隊長がしっかり書いてくれました↓
vol,214 書家山口芳水個展を終えて
ですので、
私は自分への忘備録としても反省点を書こうかと思っています。
このブログは製作日記なので、、、反省点も書いていいですよね?
私は裏方としての参加だったので、
一部分しか見えていない部分もあると思うし、
それぞれイベントに関わる人の気持ちというのもまた違うと思いますが、
自分なりの反省点としては…
来てくれた方からもご意見いただいたのですが、
日本人が多く、上海との交流と言えるのか。
という部分が根本としてあるなと思いました。
時間があれば、
コンタクトすべき人を勉強し、
紹介してもらうなり、直接ご挨拶するなり、アポも入れられたかと思います。
告知期間４日間ということもあり、
そこまで手が届かなかったのが足りなかったと思いました。
アーティストの支援という時に、
どこまでやることがアーティストの人にとっていいのかという部分もありますが、
上海側にいる人間として、もう少しそこができたらよかったと思いました。
しかし、中国の人を巻き込むという事は一日にして成らずなので、
今回だけでなく日々のことにもつながる事だと思いました。
その辺りを日頃さぼっていないか、と自分に問う。。。
目の前の作業ばかりにとらわれすぎて、大事なことをさぼってるなぁ。。。
私の反省点はありますが、
今回は、まず展覧会を上海でやる！、というのがテーマとしてありました。
アーティストの支援という時に、
何がいい形なのかというのはその時々で形は違うし、
準備周到にやることもありますが、
今回のようにとにかくスピーディーに実行する！、というのも一つの形だと思います。
私たちがこういう展覧会のプロデュースが、
本業でないという事も、
とにかく実行するという意味では、よかったのかもしれません。
0より１歩進んだ方がいい。
やってみて初めて思うことがあるので、
今回の件が、これからの事の始まりにつながっていったらうれしい事だと思っています。
反省点はありますが、
来ていただいた方にとても楽しんでいただけたのがうれしかったです。
「文字がライブで生まれていう魅力」というのは、引き込まれるものがありました。
普段一番よく目にするのは、
携帯やパソコンなどモニター状の「情報としての文字（テキスト）」なので、
ライブの文字、生ものの文字というのは新鮮さ、潔さを感じました。
コピペもデリートもできない、
取り返しの付かない文字の潔さというのでしょうか。
ライブパフォーマンスの他、
来場の方も、自分の思いがある一文字を書いてもらう時間があり、よかったと思っています。
なぜその文字にしたのかのエピソードでも素敵で心に残ってます。
両親が自分に付けてくれた名前の意味、
生まれてくる子どもの名前、
自分の会社の名前などなど。
世界で一番画数の多い漢字も美しかった。
先生はお疲れのご様子でしたが、
全ての方に応える集中力はさすがだと思いました。
お店の中国人スタッフさんも書いてもらったのもよかったなと思います。
通常営業中にさせてもらったイベントなので、
お店のスタッフさんからすればお仕事がやりづらいとこもあったと思うのですが、
何か面白そうと思ってもらえたのがうれしかったです。
私もちゃっかり書いてもらいました。
今回はひょんなご縁から、こういうイベントの実行までこれたのも、
協力していただいた方々のおかげだなと思います。
関心をもっていただいた全ての方に、感謝です。
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