アジアの他の街がどのような感じなのか、
肌で感じてみようと視察の旅に出ました。
上海からは、
宮本と、
日頃一緒にお仕事をしている空間デザイナーの小谷さん。
日本からは昔、上海と福州でお仕事されていたグラフィックデザイナーの稲見さん。
上海に長い先輩たちが、
次のチャレンジのヒントを探しに視察に行くというので、
メンズだけの旅に私が入るとおじゃまなのはわかりつつも、同行させてもらいました。
最初に思ったのは、とても街が静か!
普段、オラオラ系の上海にいるもので、
クラクションをやたらにならさない、
交通ルールをちゃんとみんな守る、
店員さんが怒らない、
そこら中でツバをはかない、
というだけで、こんなに街の中でリラックスできるなんて…。
あと、英語が通じるので上海にいる時よりも意思疎通にストレスがない。
そして人口の25%ぐらいが華僑ということで、
中国語もわりと通じるのが便利でした。
やはり、
中国語、英語をもっとがんばって勉強しよう。。。
当たり前だけど、言葉が通じるというのは、楽!
昼間、現地の飲食店事情を見に、
街の中心にあるモール、PavilionのTOKYO STREETへ。
マレーシアはイスラム教が多数宗教なので、
豚肉はほとんどないかと思いきや、
山頭火でラーメンを
そして、トンカツ屋さんをはしご。
豚が美味しい。。。
値段的には東京よりも上海よりも高め。
その後、宮本たちは物件を見に行き、
高野は上海の友達から紹介していただいた方に会いに別行動。
生きてたらまた会おうね、と宮本に撮られた一枚。。。
縁起でもない、、、
ひとりでどきどきしながらタクシーでPABLICAというモールに移動。
パークソンがある中心地とは違い、
こちらは日本人が多いエリアとのこと。
抜けの気持ちがいいモール。
日系居酒屋さんの鮮屋さんにおじゃましました。
上海の友人の紹介で、
五ヶ月前にオーストラリアから移住してきたというヒロミさんにお会いしました。
こちらの名物は、北海道の豚丼!
またしても豚でしたが、こんがり香ばしく焼きあがっていて美味しかったです。
日本の居酒屋さんの雰囲気で、
在住者には落ち着く場所なんだろうなぁ。
他にもラーメン屋さんなど、マレーシアの中で多店舗展開されているそうです。
イスラム教徒が多いマレーシアでは、
豚を出すお店にはイスラム教徒の方は入らないのだそうです。
直接食べなくても、調理している場に行くことも抵抗があるそうで、
フードコートでもエリアが分かれているのだそう。
なので飲食店の場合、ターゲットをイスラム教徒向けなのか、
それ以外の日本人や華僑系と欧米人向けなど、明確に切り分けていく必要がある、とヒロミさん。
マレー系の人以外(お肉を食べられる)は、人口の25%くらい。
高所得者層でもあるけれど、
そこにターゲットを絞るというのはなかなか思い切った決断だなぁと思いました。
国によって事情はかなり異なるものですね。
忙しい時間にも関わらず、色々とお話を伺えてありがとうございました!の記念撮影。
海外でがんばってる同世代女子に会うとうれしくなります。
お店から遠くには国立モスクが見えました。
イスラムの方でも安心して食べられるものに関しては、
ハラール認証という制度があるそうです。
コンビニに売っていたコアラのマーチにもハラールのマークがありました。
所得もマレー系の人よりも華僑系の方が高いということもあるのか、
おしゃれなお店や客単価の高そうなお店はイスラム系以外のお店が多かったです。
イスラム系の人が入れる感度の高いお店を作ったら、
流行りそうだな〜。
食べるもの、入れるお店がはっきり分かれていたら、
人間関係や交友関係にも影響がありそうだなと思いました。
食のルールの違いというのは以外と大きいなぁ。
上海や東京では感じない異文化体験でした。。。
鮮家 ソラリスドュタマス店
住所 50480 1 Jalan Dutamas 1, KL D5-G3-5 Solaris Dutamas Publika
電話 03-6205-4999
時間 11:30 – 14:30、17:30 – 24:00
定休 月曜日