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vol,240 2017年書初め「天地」

新年明けましておめでとうございます。

中国の暦で今年の年越し休みは
12/31~1/2がお休みで
今日から仕事はじめでした。

ここ数年は年越しも春節(中国の新年)も上海で過ごしています。
誰もいないオフィスでデータの整理や
普段だと後回しにしてしまうような事を片付けたり
物思いにふけったり、本を読んだりと頭の整理をしています。

今年は、気になっていた
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「LIFE SHIFT」
100年生きる時代にどう働くか
リンダ グラットン (著), アンドリュー スコット (著), 池村 千秋 (翻訳)

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を読みながら過ごしました。
まだ読み途中ですが、
100年寿命が続くとなると
仮に65歳で定年したら
残り35年も貯蓄で生活するのは無理
ライフプランを考え直す時代に
世界一の長寿の国日本は
どのように人生〜生活観を変えて生きていくのか?

というような内容で
上海生活13年目を向かえ
40代に入った僕も今後の人生を考える
良いきっかけになりました。

かねてより
45歳までに一度リセットしようと思っていたのですが
80歳まで働ける設定だと
10年に一度リセットしても
後4回リセット出来る事になる訳で
もっともっとチャレンジ出来るではないか!
と単純にやる気が出てしまいました。

そんな気持ちを持っている事に気づき
まだまだ何も結果を出していない未熟者が
人生リセットして新しい事にチャレンジするなどと
調子乗ってはいけないという
戒めの気持ちも込めて書初めの半紙に向かいました。

2016年は「一心」
VOL,221 2016年書初め「一心」
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いっ‐しん【一心】
1 多くの人々が心を一つにすること。同心。
2 心を一つの事に集中すること。また、その心。専念。
3 仏語。
㋐あらゆる現象の根源にある心。
㋑浄土真宗で、真実の信心。
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ひとつひとつの事柄に今まで以上に
集中して打ち込んでいく。
今までお世話になった友人や知人と
新たな何かを生み出すような事をしたい
という気持ちを書初めましたが

2017年は
今まで積み上げてきた事を「地」
更なる目標を「天」とし
今までの礎を大切に
飛躍していける年にしようという思いを込めて
今年の書初めは「天地」としました。

元旦オフィスで書初めの様子

NAO VOL.164 新年書き初め大会

最後にちょっと僕のくだりがありますが
酉年の酉の字は
酒の「さんずい」がない文字だねという事で
そんな話になっています。(高野の記事の断酒のくだり)

その話を受けて
篆刻部分は酉なんですが
酒とも読めるようにしたで!ドヤ顔

とAD高野に見て貰ったところ
『見たら分かります』
という一言

心の声は
『つまらんマネしおって』
と聞こえました。

そんな反応だったので
入れるか迷いましたが
折角なので季語の意味合いで
酉の文字も篆刻部分に採用しました。

ちなみに、
「天地」の書体への感想は
『大河ドラマのタイトルみたい』

でした。
高野さんの最近のブームは大河ドラマの「真田丸」
後で、ご丁寧に「大河ドラマ 天地人」のタイトル文字まで送って頂きました。

天地人のタイトル文字は
「書道家 武田双雲」先生の作品
確かに雰囲気は似てる気がしますが。。。
パクった気持ちはないのです。。。が。。。

きっとAD高野の心の声は
『パクリやがって』
かもしれませんが
それは聞かなかった事にします。

本年がより良い一年になるよう精進したいと思う
2017年正月、初出勤でした。

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