上海の老舗ラーメン店、博多豚骨拉面さんが、
「福豚福」という新しいお店を作るということで、
そのロゴの製作をさせていただきました。
最初にお話を伺ったのは今年初夏。
お店の方からのオーダーは、
長く使えるロゴ、そしてオリジナリティーのある書体。
お店のコンセプトは、
価格は安いけど、ラーメン屋さんではなく、
みなでゆっくり時間を楽しめるレストラン。
今回はRAMEN RESTAURANTですが、
「福豚福」という名前で、違う形態のお店も今後展開していきたい、
とのことで、オリジナリティーがありかつ汎用性の高いロゴを目指すことになりました。
まずはいろーーーーんなロゴを作り、方向性の確認。
たぶん30案以上は作ったのではないか…。
中国人と日本人では好みや、
文字や絵から受ける印象も違います。
製作したロゴをREnexチームのスタッフにも見てもらい、
どのような印象を受けるか意見を聞きました。
日本料理と中華料理の両方を提供するので、
ラーメン屋さんや日本の印象だけ、中国の印象だけが強く出過ぎず、
でも飲食店であることが伝わるロゴ…。
さらに他の形態の飲食店にも使えるロゴ…。
なかなか表現の方向が難しい…。
試行錯誤の結果、絞られたのはこちら。
この文字は切り絵で表現しています。
筆だとラーメン屋さんの印象が強くなってくる、
でもアナログ感があると美味しさやオリジナリティーが出てくる、
ということで切り絵という表現方法を使ってみました。
そして12月25日にお店がついにプレオープンを迎えたとのことで、
初日に宮本とお伺いしてきました！
お店の入り口にはあのロゴが！
お店の方と試行錯誤しながら作ったものが形になっているのを見ると
やはりうれしいです。
インテリアの設計は小谷さん。
昼も夜も落ち着いてゆっくりできる空間。
鉄板の仕切りが個性的。
早速、いただきまーーーす！
豚骨拉麺！
岩のりが美味しい。
あつあつを…
ずるずるずる…
メニューは拉麺屋さんというより、中華レストラン。
品数が多く、夜もゆっくりできそうです。
お店オススメの鶏の煮込み！
鶏まるごとに、豚足が入っているという、ボリューミーな逸品。
鶏は四時間煮込んでいるそうで、やわらかくて美味しい。
豚足が苦手な私でも食べれるくらい、臭みやクセのない品のある味。
牡蠣焼きはビールが欲しくなってしまう…。
あつあつ、うまい！ の表情↓
こちらも美味しかったです。
そしてお値段もリーズナブル。
全部で240元ぐらいでした。
二人で行ったので沢山注文できなかったけど、
円卓もあるので改めて大勢でわいわい行きたいなと思いました。
宮本はノベルティーの携帯スタンドが気に入ったご様子です。
福豚福さん、開店おめでとうございます！
これからも楽しみにしています！
福豚福
上海市长寿路868号2楼202单
何度も何度も事務所に足を運んでロゴを一緒に製作してくださったケン兄さんと、記念撮影。
