上海デザイン制作現場 – Design Shanghai –

オーディションからまもなく、
JACK WALKのディレクター李さんと撮影に向けてスタイリング会議。

欧米系モデル２名とアジア人モデル１名の合計３名分のスタイリングを確認中。

撮影はロケとスタジオの２日間になりました。
ロケは老房子で行うことにしました。

airbnbというアプリで見つけた物件。

宿泊用の物件なので、当日まで中が見れないというスリリングな状況だったため、
状況確認を早くしたく、みんなよりも一時間早く現場入り。

写真と全然違うという中国あるあるがない事を願いながらも、
現場を見るまでは安心できません。

当日の鍵の受け渡しは、
現場についたら鍵のパスワードを教えると、
オーナーに言われていました。

当日現場に着いてオーナー（中国人）に電話すると、
「え？今日だったの？」との返答。

昨日、確認したじゃん！！！（冷や汗）

二つ物件を持っていて、
もう一つの方と勘違いをしていた、
私が予約した物件はダブルブッキングしてしまっている、とのこと。

はい、中国あるある、きたーーーー。。。

昼には前の人がチエックアウトするので、
１４時まで待ってほしいとのこと。
いやいや、撮影は9時からで、
後一時間後にはみんな来ちゃうんだってー！
と内心焦りながら、起きてしまった事は仕方がないので、
どのように対処しようか頭が３０００回転。。。

鍵の隠し場所に鍵があるか、確認してみて、とオーナーに言われたので、
言われた場所をあけてみると、鍵がある！

不幸中の幸いか、前の人が早めにチエックアウトしていたことがわかり、
鍵が返却されていたことが発覚。

ほっっんとに、朝から焦った。。。。
無駄な労力を使って撮影前からかなりの疲労が。。。

でも、何も無かった平気な顔で、みんなを迎えられてよかったです。
現場をしきる人間の早めの入りは大切ですね。

中は狭いですが、おしゃれでこぎれいな物件でした。

メイクは今回初めてお仕事させてもらう中国人のsasaさん。
ヘアは彼女とチームを組んでいるというMarsさん。

カメラマンは去年の秋冬も撮影してくれた中田さん。

モデルはJoeさん。日本語が上手で繊細な中国人のモデルさん。

スムーズに進み、
老房子内外で１０スタイリングを撮影しました。

過去、２回のJACK WALKさんとの撮影で、
「服がきれいに見える」ことが最重要。

撮影場所やポーズをカメラマンさんやモデルさんと相談しつつ、
次のスタイリングの準備を進めてもらい、
撮影をチエックし、お客さんに確認してもらい、
その間に次のカットのスタイリングをし、
と、撮影は頭と体がフル稼働ですが、
終わった後の疲労感は、パソコンの前に座りっぱなしの時とは違う心地よさがあり、好きです。

きっとチームで成し遂げるからというのと、
撮影前の緊張と、終わった後の安堵の幅が大きいからだろうな。

翌日もスタジオ撮影。がんばろ。