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nao vol,123 上海で家探しの巻 1 ルームシェア編

もはやデザインの話ではありませんが、
これから上海に来られる方のためになるかもしれないと、
上海での家事情について書いてみようかと思います。

この度、引っ越しをする決意をしました。
この2年間、マンションをシェアしながら暮らしてきたのですが、
そろそろ独り立ちしようかな、と。

日本じゃなかなかルームシェアという多国籍暮らしもできないし、
一度してみるのもよいかと思い、
生活費も安くなるしそれなりにやってよかったなと思ってます。

だいたい上海中心部でこぎれいなマンションでルームシェアをする場合は、
一人あたりの家賃負担は3000元〜5000元(約6万円〜10万円)が相場のようです。

シェアと言っても日本円にしてしまうと安くはないかもですね。
同じ値段で都内では十分一人暮らしできる。

改めて思うけど…

東京はコスパがなんていい街なんだ!!!

円に換算すると上海で何も買う気がしなくなる〜。。。
東京の物価観を知らない中国の人にとっては、
上海の物価の高さも気にならないのかもしれませんが。。。
どうしても東京と比較してしまう。バク買いする気もわかります。

この2年間で、フランス人や、マレーシア人、中国人、オーストラリア人、インド人…と、
さまざまな国籍のメンバーと生活してきました。

度重なるメンバーチェンジと、
それに供なう家の空気の変化の大きさにちょっと疲れてきまして、
家の更新を機に旅立つことにしました。

私は神経質かおおざっぱかの2択で問われたら、
おおざっぱな方だと思うのですが、
国の違いと生活習慣の違いというものに関しては、色々と発見のある2年でした。

簡単に言うと、国というか個人の差かもしれませんが、
育って来た生活文化が違うと、
音とにおいのキャパシティの幅が違うのではないかという発見がありました。

いいとか悪いとかではなく、キャパシティー、つまり許容量の幅と領域が違うと言う事なのだと思いました。

身近な例で言いますと、
冷蔵庫にものを入れる時にラップをするのが当たり前だと思ってましたが、
しない方もおり、
私の豆腐が衝撃的なスパイシーな香辛料のにおいに包まれたり…
という冷蔵庫を開けた時の驚き、など。

みな幸いにも優しい人たちばかりで、
年頃もほぼ同じなので、
大きな柱の部分では食い違うことはそうそうないのですが、
小さな部分での違いというか、その違いの積み重ねは、重なると大きいなぁ、と思ったり。

宮本から最近もらったアドバイスですが、
結婚相手を見極めるには、「その人が怒った姿」を見るのがいいそうです。

なるほど。。。うん。

怒るというのは相手との許容範囲の違いであり、
その差を受け入れられるかどうかが大切ということなのかもしれません。

許容範囲の領域があまりに違うと、
何を怒っているのかが理解できない、
悪気がないけど相手を怒らせてしまう、ということが頻発するのだと思います。

このポイントは確かに生活を供にして行く上で重要かも。

国際結婚って大変だろうなぁ。
驚きと歩みよりの連続なのかもしれません。

当たり前だと思っていた事が違うというのは、
始めは戸惑うというかびっくりしますが、
違うという状態に慣れるスベというか、
相手としてはそれが当たり前のことなので、
相手にできるだけ求めず、さりげなく自分で改善するスベを考える2年間でした。

まぁ、そんなこんなを考えさえてくれた、
上海に来た異邦人同士の生活も悪くなかったです。

参考までに、
外国人の上海でのルームシェア情報は下記のサイトがいいと思います↓

SMART SHANGHAI
http://www.smartshanghai.com/housing/

家探し編もまた書きます。


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