本屋が非常に少ない上海ですが、
セレクトブックショップがあるのを探し出し、
行ってみることに。
静安寺（巨鹿路828号）にある渡口书店。
巨鹿路は老房子が並ぶ静かな通り。
ところどころに老房子をリノベーションをしたレストランや、
花屋、服屋さんが並んでます。
渡口书店も老房子にあるこじんまりとしたお店。
店名が看板と違うから、わかりづらい。。。
洋書は少なく、ほぼ中華圏の本。
文学、映画、建築、デザインに関する書籍の専門店でした。
日本の作家に関する中国語書籍も少しありました。
森山さん、荒木さん、寺山修司さん、隈研吾さん、草間弥生さんなど。
中国語になっている書籍が少ないのか、
いつも見かけるのはだいたいこの方々に関する本が多い気がします。
写真集は10冊くらいは置いてあったかな。
しかも中華圏。珍しい。
Jiazazhi Pressの本もありました。
もともと北京をベースにした出版社で（今は宁波に移ったみたいですが）、
中国ではとても珍しい写真集やアートに関する本を少部数発行している出版社です。
Jiazazhi Press
http://jiazazhi.com
中国の中にもこういう出版をする人たちが出てきたのだと、
彼らの本、気になってます。
本屋さん自体がとっても少ないのに、
このような特定のジャンルをセレクトをしている本屋さん、珍しいです。
ようやく見つけた。。。
お客さんはみな若い人で、出たり入ったり常に５〜６人くらい。
しかし、激寒なのと、無音なのと、
店員さんの愛想が悪いので（中国だと普通だけど）、
長く居たい気持ちになれない。
せっかくコンセプトを持った書店なのに、
細部が雑なのがもったいない（中国だと普通だけど）。
書店プロデュースの仕事、してみたいなーーーー。
素敵な書店が少ないだけに、やれることいっぱいありすぎる気がします。
ちょこちょこ通ってみたいなと思う本屋さんでした。
ちなみに、ジャケ買いした本。
この１００年間に上海の街に出たチラシ、
看板、書籍などのタイポグラフィーを集めたヴィジュアルブックです。
渡口书店
巨鹿路828号
open 时间：12:00-22:00
tel 电话：021-62496339
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書店に関わる過去の記事です。
（中国国内からだとVPN入れないと一部、表示されないかもしれないです）
上海書城
nao vol,7 製作現場：雑誌
http://design-shanghai.blog.jp/archives/51976677.html
喜讯摄书店苑
nao vol,68 カメラ市場潜入
http://design-shanghai.blog.jp/archives/51991276.html
常州
nao vol, 52 常州の旅 ～書店編～
http://design-shanghai.blog.jp/archives/51987770.html
中国の書店での平積みがすごい 杭州の書店
nao vol, 35 平積みのクリエイティビティ
http://design-shanghai.blog.jp/archives/51983950.html
